1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:24:58.644 ID:oyudI25J0.net
━『その日、人類は思い出した……』━

ズドォオオオオオン!!!
「何あれ、巨、人……?」
ダッダッダッダッ
「壁が……壁が破られた……のか……!?」

━『奴らに囚われていた恐怖を』━

ドドドドドッ
「巨人だ!巨人が入ってきたぞ!!」
ズゥン
「助けてえええ!やめっ、うわああ!!」

━『鳥籠の中に捕らわれていた、屈辱を』━

ダダダダダダッ
「うわああああ!助け、助けえええええ」
ズブシャアアアッ
「あ……ああ……お父さんっ!お父さ……きゃああああ!やめて!助けてえええ!」

ドォオオオオン
「な、に……?わたし、助かったの……?」

「怪我は無いか、女」

「まさか、あの巨人を一撃で消し飛ばしたの……?あなたは一体……?」

「私は……」

「私は、吉田沙保里という。逃げろ。今、すぐにだ」


Alsok-saori2
3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:25:33.141 ID:p3B9uR2o0.net
映画化決定
4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:25:35.472 ID:6VZFEuU10.net
はよ
5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:26:01.275 ID:oyudI25J0.net
「きゃあああ!」
「駐屯兵団はまだ来ないのかよ!助けてくれよ!」

吉田沙保里「……ついにこの日がきたか……」

ダダッダダッダダッ
ズシャッ
吉田沙保里「……私を掴めると思ったか……、愚かな」

吉田沙保里「ぬんッ!!」

ブシャアアアッ

「巨人の上半身が破裂した……!?あの人は誰なんだ!?」

女「あの人こそ、人類の希望だよ」


吉田沙保里「巨人共よ!私を狙うといい!……しかしこの命、容易く奪えると思うな!!」

吉田沙保里「ふんっ!」
ドバァ!!


女「さあ早く、早く逃げよう!あの人が巨人を引き付けてくれてるうちに!」

「あ、ああ!」
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:28:20.807 ID:Qw5RbJmZ0.net
吉田沙保里が好きになってしまう
6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:27:09.699 ID:oyudI25J0.net
「うわあああっ!やめてく…」
「ごめんなさいごめんなさいごめ…」
「あなた達だけでも逃げなさい!は…」


吉田沙保里「ふん!はああああっ!」
ズブッ、ドカアアアン


「早く行け!逃げるぞ!!」
「押さないでよ!」
「早く!こっちへ!!」


「船に乗れ!邪魔だ!そこをど……」

「そういえばあの人はどうした!巨人と戦っていた人が……」

「もう手遅れだ、諦め……」

「門が破られ……」

「……」

「……くしてやる!!」

「エレン……?」
「この世から、一匹残らず!!!」
「エレン……っ」

━━

01-thumbnail2
7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:27:28.338 ID:oyudI25J0.net
『進撃の巨人』
━ x ━━━━━━━
『吉田沙保里』
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:30:14.725 ID:oyudI25J0.net
調査兵A「なに……?第57回壁外調査に参加を希望するだと?」

調査兵B「構わないが、馬や、武器は……?」

「馬はある。武器は無いが……問題は無い」

調査兵A「助けてやれる自信も無いし、責任も取らないぞ?」

「もちろんだ、構わん」

調査兵B「異常だ、死にたいのかよ」

「心配するな」

「私が死ぬことは有り得ない」

調査兵B「はっ……ははっ!面白いこと言うじゃないか、いいぜ、気に入った!お前、名前は?」

「私か?私の名は」

「……吉田沙保里という」

調査兵A「変わった名前だな、よろしく、吉田沙保里」

吉田沙保里「吉田でいい」

調査兵B「おう、じゃあ……よろしくな、ヨシダ!」

吉田沙保里「ああ。だが……」

吉田沙保里「私は貴様らと馴れ合うつもりは無い」

ダダッダダッダダッ…

調査兵B「なんだあいつ、態度わりぃな」

調査兵A「まあいいだろ、どうせ─」

調査兵A「あいつみたいな奴が一番に死ぬのがこの世界なんだからな」

調査兵B「ははっ、その通りだな」
10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:31:24.759 ID:oyudI25J0.net
ダダッダダッ
吉田沙保里「……あなたが団長殿か?突然だが、この壁外調査に参加させていただくことになった。よろしく頼む」

エルヴィン「話は聞いているが……しかしどうした?お前のような一般人の女がこの調査に参加する理由が、まったくわからない」

吉田沙保里「……なに」

エルヴィン「……」

吉田沙保里「少し、自分の力を試したくなっただけだ」
11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:32:05.545 ID:oyudI25J0.net
ブシュウウウウ
エルヴィン「奇行種か……」

吉田沙保里「ふむ」

エルヴィン「……」

吉田沙保里「私が行かせてもらおう」

エルヴィン「その必要は無いが」

吉田沙保里「私が死んだら放置してくれ、助けもいらない」

エルヴィン「……お前は……」

吉田沙保里「じゃあ。行かせてもらう」

ダダッ

エルヴィン「……」
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:33:26.030 ID:oyudI25J0.net
「奇行種が何匹も……!?」

「戦う必要は無い!この作戦では移動が目的だ、上手く避けるぞ!」

「あ、ああ……しかし例えばあれと戦うとなると、立体起動も使えないここじゃ、リヴァイ兵長ですら困難だろうな」

ダダッダダッ
ブッ

「おい、お前……どこへ行く!?」

「奴……あの奇行種の群れに向かっていくぞ!」

「ばかか!くそっ、止めていたら俺たちが死ぬ、さっさと逸れるぞ!」

「当たり前だ!あんなの……」

「おい、何止まってる!」

「見ろよ、あれ……信じられねえ……」

「はあ?……?……なっ!?何だあれは……!?」
13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:34:23.621 ID:oyudI25J0.net
グチャアッ
ズブッ
ズブシャアアアッ
ドバァ!!

「…………あいつ……」

「ああ、あの女、一人で……」

「なんだよあれ……立体起動も、それこそ武器一つ無く、拳と足技だけで」


吉田沙保里「ッ!」
ドドドドドッ
ドバァ!!

吉田沙保里「貴様で……最後だ!!」
ズブッ
…ドザッ


「あの数の巨人を、傷一つ無く、こんな短時間、ものの数秒数瞬で……」

「殲滅した……だと……!?」


吉田沙保里「この程度か……」


「あれは、まさしく……」


吉田沙保里「つまらん」


「悪魔だ……!」
14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:37:19.558 ID:oyudI25J0.net
「早く、報告するぞ!」

「……あ、ああ!」

「この調査には……」

「……」ゴクリ

「巨人と真っ向からやりあえる、とんでもない化け物が……あの巨人のガキ以外にも参加してる!!!」


…ヒュウウウウ…

吉田沙保里「……気配、か」

吉田沙保里「まだ倒し甲斐のある、強者の」
15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:39:11.297 ID:oyudI25J0.net
ダダッダダッダダッダダッ
吉田沙保里「……」

調査兵A「おいっ、何やってる!!」

調査兵B「15m級の巨人が数体向かってくる!早く逃げ……」

調査兵B「いや、何でもない。……悪いな、わかってくれ」

シュパッ
馬「ヒヒィー!!」
バタッ

吉田沙保里「……私の馬を何故殺したのだ?」

調査兵A「お、おい、B……?」

調査兵B「……っ、A、逃げるぞ!!早く!!」

調査兵A「おっ、おい……!ヨシダ…………ごめん、これが……生き残る、方法なんだ」

ダダッダダッダダッダダッ…

吉田沙保里「……」

吉田沙保里「私に引き付けさせ、自分達は生き延びるつもり、という訳か……」

吉田沙保里「くだらん」
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:40:10.241 ID:oyudI25J0.net
ダダダダダダッ

吉田沙保里「……足音からすれば、でかいのが四体、比較的小さいのが二体……と言っても8mはありそうだな」

吉田沙保里「とりあえず奴らを片付けてやるとしよう」

ダンッ

吉田沙保里「覚悟しろ、"小さき"もの共よ……!」ニヤアアアアア…
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:41:12.802 ID:oyudI25J0.net
〜針樹森〜

「誰だっ!!」

「……ッ」
ズシャアッ

「グンタさんッ!!」

「エレン!」

「何で……ッ、グンタさんッ!!」

ザブッ

スッ…

ズドォオオオオオン!!!

「………!」

「雌型の巨人……!」

「……ッ」

・・・

「……信じてくれないの……!?」

「……」

「……我が班に勝利を!!」

・・・

「俺が、俺があの時自分を信じて戦っていなかったから……ッ!!」

「俺がこいつを……」

(倒す!!)

ズドォオオオオオン!!!
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:42:31.791 ID:oyudI25J0.net
エレン(巨人)「……」

雌型の巨人「……ッ!!」

ズゥンッ!!!
ゴッ,ガッ!!!

エレン(巨人)「ッ!!」
ドォオオオオン!!!

エレン(巨人)「(押し飛ばした!距離を詰めてからこいつを……殺す!!)」

雌型の巨人「ウォアアアアア!!!」

エレン(巨人)「(ッ!……雄叫び……?)」

ダダッダダダダッ
ダダダダダダッダダッ
エレン(巨人)「(巨人が……囲まれた!?)」

雌型の巨人「ッ」
ダダダダダダッ

エレン(巨人)「(まずい、俺が、状況的に不利に……)」
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:43:45.935 ID:oyudI25J0.net
ズシャッズブッドザッグッドバァブシュッ…
エレン(巨人)「……ッ?」

エレン(巨人)「(巨人達の胸から上が、一瞬で……弾けとんだ!?)」

ザッ

エレン(巨人)「……?」

吉田沙保里「……」

吉田沙保里「……小僧、邪魔だ」

エレン(巨人)「…………?(何だ……?こいつは……)」

吉田沙保里「……」
ズシャッ

エレン(巨人)「(……!?俺の、足が……いつの間にもぎ取られ……!?)」グラリ…

ドザアアアアア


吉田沙保里「貴様は人間の様だな、戻れるのなら今すぐ戻れ、そして━━」

吉田沙保里「私の邪魔だけはするな。私は今からあの異形の者と戦わせてもらう」

エレン(巨人)「……!」

吉田沙保里「……」

吉田沙保里「それで、いい」
ザザッ
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:44:46.947 ID:oyudI25J0.net
吉田沙保里「さあ、異形の者よ」

吉田沙保里「せいぜい、私を楽しませてくれ……?」


雌型の巨人「………ッ!!!」
ダダダダダダッ

吉田沙保里「逃げきれると思うなよ!」

雌型の巨人「ッ!?」
ダゥンッ
吉田沙保里「ッ!!」
ガアアアアッ

吉田沙保里(なんだこれは、腕が水晶の如く……)

雌型の巨人「……!」ブゥン

吉田沙保里(大振りの一撃……ッ、避けられん!)
ガッ
ドゴォオオオオ!!!…
21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:45:59.563 ID:oyudI25J0.net
━━

エレン(巨人)「ブシュウウウウ、ブシュウウウ…」

ミカサ「エレンッ!」

リヴァイ「……両足は無いが……、まあ、お前にとっちゃ無事の範疇か」

リヴァイ「おいエレン」

リヴァイ「これはどういう状況だ……?」

ミカサ「……?……!」

ミカサ「あの人、雌型の巨人と武器も無く戦って……?」

リヴァイ「いや、はっきりと俺は見た」

リヴァイ「あいつ、あの巨人の攻撃を受けて」


吉田沙保里「……」

吉田沙保里「ふっ……この程度か、調査兵団のトップとも言われるものを全滅させた実力は!!!」


リヴァイ「傷一つ無く、立ってやがる」

ミカサ「そんな……!?」

リヴァイ「おいエレン、もう一度だけ聞く」

リヴァイ「これはどういう状況だ?」
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:46:36.103 ID:mlL+KGgg0.net
強過ぎワロタ
24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:47:12.162 ID:6l17rVDFp.net
おもしれぇ
23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:47:05.272 ID:oyudI25J0.net
吉田沙保里「さあ、受けてみろ!!」
ズッブゥン
雌型の巨人「……!?」

吉田沙保里「ハァアアアッ!!」
ドゴォオオオオ!!!

雌型の巨人「っ、ッ!……っ、」
グラリ

雌型の巨人「…………!?」

吉田沙保里「皮膚を水晶の如く硬化させたところで、私には無力だ!!」

ガギィイイイイ!!!

吉田沙保里「右腕を、もらうぞッ!!!」

雌型の巨人「ッ…」

雌型の巨人「───!!!」
25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:49:44.335 ID:oyudI25J0.net
雌型の巨人「ッ!!」
ダダダダダダッ!!

吉田沙保里「逃げるつもりかッ!!」
ダダッ

雌型の巨人「ッ」スゥ

吉田沙保里「ほう、うなじを隠した……なるほど、そこに"貴様"はいるのか」

雌型の巨人「!!!」

吉田沙保里「ならば案ずるな……これからは」

吉田沙保里「そのあたりは狙わぬようにしよう」ニタァ

雌型の巨人「ッ!!!!?!?」
ダダダダダダ…
26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:52:02.706 ID:oyudI25J0.net
ミカサ「えっ……嘘」

リヴァイ「……立体起動の刃すら通らない皮膚を打ち砕いたどころか、あいつ」

リヴァイ「あの巨人に馬も無く追い付いて、しかも圧倒してやがる」

リヴァイ「……案外」

リヴァイ「あの女……あの化け物の方が、人類が敵に回しちゃ脅威なのかもしれねえな」

ミカサ「……!」ゴクッ
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:55:43.208 ID:oyudI25J0.net
雌型の巨人「ッ……っ!」

吉田沙保里「ほう……?歩みが遅くなっているぞ?疲れたのか?」

雌型の巨人「っ!!」
ダダッ、ダダダダダダ

吉田沙保里「ふん、この程度というわけか」

吉田沙保里「仕留め──」

ドォオオオオン!!!!!!

吉田沙保里「ッ!?」

吉田沙保里「……消えた、だと?」

ヒュウウウウ

吉田沙保里「なるほど、彼奴め……人間に戻して隠れた、というわけか」

吉田沙保里「……気配も消している……この森を消し飛ばし始末するのも容易いが……」

吉田沙保里「それには及ばんな、つまらん敵だった」
29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:57:30.406 ID:sgfkSvDod.net
エレンのかーちゃん助けたりするのかと思ったのに
30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 21:58:56.433 ID:oyudI25J0.net
ザッ、ザッ

吉田沙保里「……調査兵団の者か」

リヴァイ「おい」

リヴァイ「てめえは何者だ─?」

吉田沙保里「……ほう」

吉田沙保里「お前はなかなかデキるらしいな、手合わせ願いたいものだ」

リヴァイ「冗談はやめてくれ、この装備は人間には向かねえよ」

吉田沙保里「装備を整えれば私を倒せると……?」

リヴァイ「まあ装備無しってルールなら敵わねえだろうがな」

吉田沙保里「つまらんな」

リヴァイ「着いてこい、とりあえず話を聞かせろ」
33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:01:47.274 ID:oyudI25J0.net
リヴァイ「……てめえは知ってたのか……。こいつの参加を」

エルヴィン「聞いてはいた。……が、何もかもがわからない」

エルヴィン「まず、こいつが雌型を追い詰めたというのは本当か」

リヴァイ「ああ、それどころか刃の通らない皮膚を叩き割った」

エルヴィン「……信じられん」

エルヴィン「ならば、次の質問だが」


エルヴィン「吉田沙保里、といったな。お前は……」


エルヴィン「人類の、敵か?」
34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:03:47.977 ID:oyudI25J0.net
吉田沙保里「……ふふふ、はははは!」

吉田沙保里「面白い冗談を言うな!」

エルヴィン「……」

吉田沙保里「たかが人類など、殺す価値も無い粗末なものだろう」

吉田沙保里「私の目的はただ一つ」

吉田沙保里「………、……」

エルヴィン「……!?……」

リヴァイ「……」

「……」

・・・
35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:06:20.538 ID:C5HCHkWkd.net
この口調に違和感なさすぎるのはなんなんだろうな
36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:09:42.658 ID:oyudI25J0.net
〜数日後、ストヘス区にて〜

アニー「……」

エレン「ここに行くだけで、証明できることがあるんだよ!!」

アニー「ごめん、怖いんだ、そっちに行くのが」

………

アルミン「アニー……!」

アニー「まったく、残念だよ、アルミン……まさかあんたにそんな目で見られていたなんてね」

アルミン「じゃあ、やっぱり……」

アニー「ぷっ……くはははは!アルミン、あたしがあんたにとって、いい人でよかったね……っ」

アニー「でもあたしが賭けたのは……」

アニー「ここからだから!!!」ギリッ

アルミン「みんなッ!!」

……

ズッ…ドォオオオオン!!!!!!

雌型の巨人「シュゥウウウウ…」

エレン「……ッ!!」
37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:14:46.355 ID:oyudI25J0.net
〜同日・同刻〜

「……大変だ、ストヘス区で雌型の巨人が出現したらしい!!」

「何っ!?」

「出現って……そりゃどういうことだよ!!」

「わからない!けど、今みんなと、巨人化したエレンが戦っているらしいぞ!!」

「……」

「ベルトルト、行くぞ」

「うん、わかったよ、ライナー」
38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:16:21.908 ID:oyudI25J0.net
「……待たせたな」

「私に何のようだ?調査兵よ」

「……」

「俺はライナー」

ライナー「んでこっちのが、ベルトルト」

ベルトルト「……」

ライナー「なあ、あんたに頼みがあるんだ」

ライナー「俺達の味方になれ」

ライナー「吉田沙保里さんよ」

「……」

吉田沙保里「……ほう?」
39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:19:25.982 ID:oyudI25J0.net
吉田沙保里「それはどういうことだ?」

ライナー「詳しくは言えないが、俺達はある組織に属してる」

ライナー「その組織の目的は、人類を滅ぼすこと」

ライナー「そのためにあんたを、とんでもない力を持ってるって聞くあんたを誘ったんだ」

吉田沙保里「つまり、人類と戦うと?」

ライナー「……まあ、そうなる」

吉田沙保里「……ならば、答えは決まっている」

吉田沙保里「断らせていただこう」

ライナー「……そうか」

ライナー「ベルトルト」

ベルトルト「……やるんだね」

ライナー「……頼む」

ベルトルト「……」ギリッ

ズッ…

ズドォゴォオオオオオオオオン!!!!!!
41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:22:16.135 ID:oyudI25J0.net
吉田沙保里「……ほう、でかいな」


「おいっ、あれ見ろよ!」
「あれは……超大型巨人……!?」
「なんでこんなとこに!!」


ズゥウウウウウ
吉田沙保里「だが……」

吉田沙保里「鈍い」
ズゥッ

ゴォオオオッ!!!

超大型巨人「……っ!?」

ライナー「なっ……!?」

ライナー「あの高さまで跳び上がって、肩を蹴り砕いた……!?」

ズブゥウウウウウン!!!

シュタッ
吉田沙保里「……でかさだけ、か」
40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:22:04.657 ID:mlL+KGgg0.net
デカいだけの超大型とか話にならんだろ
鎧も砕けるし…
42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:24:42.991 ID:oyudI25J0.net
ライナー「なっ……!?」

ライナー(まさか、本当にここまで強いとは……)

ライナー「だがな」

吉田沙保里「なんだ?貴様もか?」

ライナー「ああ、味方にならないのなら、お前は脅威だ」

ライナー「ここで、死んでもらう」ギリッ

ズゥッ
ドォオオオオン!!!
ズゥウウウウウン
鎧の巨人「……」
43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:28:16.832 ID:oyudI25J0.net
吉田沙保里「ほう、人間を媒体として化けた巨人は個性があるのか?」

超大型巨人「……!」グゥッ
ドォオオオオン!!!!!!!

吉田沙保里「っ……避けやすいが、それでは邪魔なだけだな」

吉田沙保里「まだそこの鎧の方が倒し甲斐がありそうだ」

吉田沙保里「邪魔だ、まずは左脚をもらう」

ズッ
ダダダダダダッ!!

吉田沙保里「筋肉を斬るより、脛から下を粉々にすればどうしようもあるまい!!」

グゥッ

ダァアアアアアン!!!
44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:33:25.306 ID:oyudI25J0.net
吉田沙保里「……」

鎧の巨人「……」

吉田沙保里「なに……?」

吉田沙保里(鉄肉の壁となり、攻撃を止めたか……しかし)

吉田沙保里「そうすれば、貴様のダメージも尋常じゃないだろう?」

鎧の巨人「ッ……!!!」

鎧の巨人(……何……!?両手の二層を貫き胸に肩まで刺さ……!?)

鎧の巨人(なんて攻撃だ……!)

吉田沙保里「しかし、弾け跳びもしていないことは評価に値しよう」

吉田沙保里「……ッ……」

吉田沙保里「抜けない……!!?」

鎧の巨人(これこそ……!ベルトルト、事前に立てたあの作戦でいくぞ!!)
45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:37:41.327 ID:oyudI25J0.net
鎧の巨人(まず俺が巨人の体を残して離脱し……)

グジュッ

ライナー「グハァッ!!」

ライナー(本来することのない動き……巨人の体の方に少し四肢を持っていかれたが……)

ライナー「……ッ……右腕と右足だけで済んだか」

ライナー「今だッ!ベルトルト!!」

ライナー(一瞬の隙を突いて、俺の入っていた巨人の体ごと全力で踏み潰す!!)

超大型巨人「グォアアアアアアア!!」
グゥッ
グゥオオオオオオオオオ!!!

吉田沙保里「…………ッ!!!!」

ズシャアアアアアアン
47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:44:27.155 ID:oyudI25J0.net
シュウウウウ

ヒュウウウウ…

超大型巨人「……シュウウ…」

ライナー(ベルトルトが踏み抜いた。足首ほどまでに足が沈み込んでいる……)

ライナー「くっ……くくく……化け物を、化け物を倒し」

ズシャアアアアアアアアアンンンッ!!!!!!

ライナー「ッ…………?」

超大型巨人「……!?───!!!!」

ライナー「……ベルトルト……超大型巨人の足の膝から下が、吹き飛んだ……?」

ライナー「まさか……」

ズゥウウウウウン

ズサッ、ズサッ、ズサッ…

ライナー「………まさか、嘘だ!!!?」

吉田沙保里「……」

吉田沙保里「……面白いではないか」

吉田沙保里「さあ、次の策を見せてけれ?まさか、これで殺せると思った訳ではあるまい?」
49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:51:02.375 ID:oyudI25J0.net
ズドォオオオオオン!!!

ライナー「……っ、……!?」

ライナー「……嘘だ……」

吉田沙保里「何だ、これで終わりなのか」

吉田沙保里「つまらんな」

吉田沙保里「ふんっ!!」
ブゥウウウウウン!!!
グオッ…

超大型巨人「……、…………!!!!」

ズダンッ
グオオオオオオオオオ!!!
ズシャアアアアアアッ!!!!!

吉田沙保里「このようなでかいだけのもの、生かしておく意味もあるまい」

吉田沙保里「あとは貴様一人だけな訳だが……そうだな」

ライナー「……っ!」パク,パク

吉田沙保里「私が人類を敵に回さない理由を教えてやろう、それはな……」

吉田沙保里「貴様ら雑魚に増して人類では殺し甲斐も無く……つまらんからだよ」

ライナー「っ……ぐぅうう!!!」ギリッ

ズッ、ズドォオオオオオン!!!

鎧の巨人「シュウウ…」

グイッ
50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:53:05.474 ID:oyudI25J0.net
吉田沙保里「……懐かしいな、それは」

鎧の巨人「……」
グググッ…

吉田沙保里「タックルの体勢……ふむ、いいだろう」

吉田沙保里「タックルで相手をしてやる」
グググッ

鎧の巨人「グォオオオ!!!」ダンッ

吉田沙保里「……ッ」ダンッ

ダダダダダダッ!!

ダァン!!!!!
52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 22:57:42.852 ID:oyudI25J0.net
ダッ
ズシャアアアアア…

吉田沙保里「……やはり、貴様はつまらん敵のようだな」

鎧の巨人「シュウー……シュウー……」

吉田沙保里「恐怖から咄嗟に防御姿勢に切り替え、肩を失っても死なずに踏み留まった、と」

吉田沙保里「……悪足掻きが過ぎるぞ」

ダン、ダンッ

鎧の巨人「……!……!!」
54 :呵呵 ◆gdMn4inVGA 2017/05/30(火) 23:06:29.808 ID:sfNvhUqN0.net
カコイイ
53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 23:05:04.062 ID:oyudI25J0.net
ガシャッ……
グシャアアアアンンッ!!!


・・・

吉田沙保里「……この世界には、我が仇敵手となりうる強者はいないということか」

吉田沙保里「……力と力を存分にぶつけ合える、そんな相手は」

吉田沙保里「……」

吉田沙保里「……存外、私は間違いを犯しているのかもしれない」


吉田沙保里「……彼の、調査兵団の兵士長然り」

吉田沙保里「人類の方が、まだ手応えのある者はいるのかもしれないな」

吉田沙保里「……そうと決まれば──」
55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 23:11:27.411 ID:oyudI25J0.net
━『その日、人類は思い出した』━

「壁が、また破られた!?」
「待て、よく見ろ!巨人はいない!」

━『奴らに囚われていた恐怖を』━

「ぐああああっ!!!」
「なに……?敵は、巨人じゃ、ない……のか……?」

━『鳥籠の中に捕らわれていた、屈辱を』━

「見ろ……殺戮を行っているのは……」
「……じゃあ、壁を壊したのも……!?」

━『しかし巨人への恐怖ではなく、屈辱ではなく、それは』━

「あれは……!!」
「人類は……人類は終わりだああ!」


━『新たなる敵の、来襲だった』━


「……さあ、人類よ……」

「……楽しませておくれ、この私を……この……」

「吉田、沙保里を!!!」
56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 23:12:19.296 ID:oyudI25J0.net
end…
58 :呵呵 ◆gdMn4inVGA 2017/05/30(火) 23:15:22.542 ID:sfNvhUqN0.net
面白かったおつん
59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/30(火) 23:15:39.771 ID:PRr0bySP0.net
>>1
32 :呵呵 ◆gdMn4inVGA 2017/05/30(火) 22:00:55.797 ID:sfNvhUqN0.net
こんなふざけた実写化なら超見たい
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1496147098