1 :名無しさん@おーぷん
本拠地、自宅電気屋で迎えた新装開店
先発ちらしが大量失点、焼きそばも勢いを見せず惨敗だった
通りに響く近隣住民のため息、どこからか聞こえる「今年でつぶれるな」の声
無言で帰り始める兄弟の中、電気屋の店主は独り店の前で泣いていた
退職金で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる焼きそば・・・
それを今日の新装開店で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」店主は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、店主ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷えた焼きそばの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってビラ配りをしなくちゃな」店主は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、店主はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した店主が目にしたのは、店の前まで埋めつくさんばかりの客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように焼きそばの調理音が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする店主の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「おっさん、発声練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った店主は目を疑った
「あ・・・あの時の兄?」  「なんだ店主、居眠りでもしてたのか?」
「や・・・焼きそばコーチ?」  「なんだあんた、かってに焼きそばさんを引退させやがって」
「お母ちゃん・・・」  店主は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:豚肉 2番:キャベツ 3番:イカ 4番:麺 5番:玉ねぎ 6番:内川 7番:人参 8番:紅生姜 9番:ソース
暫時、唖然としていた兄弟だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「食える・・・食えるんだ!」
店主から焼きそばを受け取り、店内へ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ホットプレートで冷たくなっている焼きそばが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
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2 :名無しさん@おーぷん
いらっしゃいませー!
いらっしゃいませー!
3 :名無しさん@おーぷん
たてる時間が悪い
4 :名無しさん@おーぷん
せっかく面白いのに時間がね…
5 :名無しさん@おーぷん
小さいころ新聞に折り込まれたを見ると近所に出来た電気屋さんの
開店セールのチラシが入っていた。
そのチラシには「開店記念、ホットプレートで作った焼きそばを無料配布」の文字が!
焼きそばが大好きだった俺は、タダで焼きそばか食べられるのかとワクワクしながら
弟を一緒に電気屋の前まで行ったが電気屋の近くまで来た時に目にした光景は
閑散とした客誰一人としていない店頭で一生懸命呼び込みをしながら焼きそばを
小さなホットプレートで焼きつづける電気店主夫婦・・・
子供の目にもあまりにも寂しい雰囲気だったので「焼きそば下さい」と店の前まで行く
勇気が湧かず弟と一緒に遠巻きに電気屋を見て、そのままそそくさと帰宅した。
それから月日は経ち電気屋は無くなった。
7 :名無しさん@おーぷん
どっちにしろ悲c
4949点
8 :名無しさん@おーぷん
おはぎ軍といい勝負しそう
10 :名無しさん@おーぷん
>>8
おはぎは性格悪いのが滲み出てるからスカッとする話の部類やぞ
9 :名無しさん@おーぷん
これほんて悲しい
12 :名無しさん@おーぷん
救いが無いやんけ
13 :名無しさん@おーぷん
>翌日、ホットプレートで冷たくなっている焼きそばが発見され

ここが悲しい
14 :名無しさん@おーぷん
ニートの最後みたいな物悲しさ
15 :名無しさん@おーぷん


22 :名無しさん@おーぷん
>>15
これは近づけませんわ
16 :名無しさん@おーぷん
時間も会わせて完璧なスレ
17 :名無しさん@おーぷん
なぜこのご時世に電気屋なんてやってしまったのか
18 :名無しさん@おーぷん
悲しい
19 :名無しさん@おーぷん
コンビニも似たような物じゃん。オーナーが半世紀働いても
でっかい宝物なんて絶対見つからない(´・ω・`)
20 :名無しさん@おーぷん
>>19
うーんこの
21 :名無しさん@おーぷん
昔は悲しかったが、ろくな集客手段やコネもなく開店する側にも責任があるのではないだろうか
糞みてえな見通しでオープンした飲食店とか行ってしまうとそう感じる
23 :名無しさん@おーぷん
電気屋(東京電力)
26 :名無しさん@おーぷん
サクラは大事
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引用元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1480273191/
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